突然の災害孤立がやってきた
最近は、週末を城ヶ崎海岸の別荘で過ごすことが多く、期日前投票も済ませていたことから別荘で帰宅する夕方までのんびりと、「LIXIL冬のあったかキャンペーン」開催で使うセミナーの資料を作っておりました。昼も、近くの中華屋に行ってとったのですが、そのときは雨で雪のことは気にもとめておりませんでした。
仕事に集中していたら、現地で知り合った仲間から、雪の影響で熱海から伊東にかけて、あたりの交通に影響が出ていて、通過に凄く時間がかかって居るぞと情報が入ってきました。外を見ると確かに雪景色になっているので、すぐに帰る準備をして駅にむかったところ、熱海方面は伊東線が雪の影響で動いておらず、しかも復旧のめどがつかないとのこと。また、城ヶ崎海岸駅には10人ほどの客が大きな荷物を持ち、来る当てもない電車を待っておりましたが、暖房もない待合室では辛く、一旦別荘に戻り、雪用のタイアに交換し、車で帰ろうとしました。別荘地を出るところの坂が上れず、車での帰宅も断念。ふと考えると、最寄りのスーパーまで徒歩で普通は20分くらいだけど雪の中ではどれだけかかるか。電車も車も使えない歩きも限界がある。ということは……
「ああ、災害孤立ってこういうことなんだ」と15センチくらい積もった雪を見ながら実感

食料は一定の備蓄があった
別荘なので、生鮮や野菜はあまりないのですが、冷凍した食品やパック詰めのおでん、缶詰、ジャガイモやタマネギのような日持ちのする野菜は少し備蓄をしています。たまたま、買っておいた「パックおでん」にジャガイモを加えたて食べたり、ジャガイモをスライスしてチーズやベーコン、ハムにピザソースをかけてオーブンで焼いた物を夕飯に、翌朝は冷凍したトーストに自家製のオレンジマーマレードでしのぐことができました。

車で出ていたら途中で立ち往生に巻き込まれていた
車での帰宅は頑張って、雪かきしたりすれば、昇のを諦めた坂は上れたかもしれないが、冷静に考えて、ここ伊東から東京までのルートには結構な数の坂があり、スタッドレスタイアにしたとはいえ、4WDでもないし、自分が立ち往生してしまう危険性が想像でき、車を諦める判断が出来ました。目の前だけでなく、最終ゴールまでの全体のリスクを想像したことが良かったと思います。あとから聞いた話で、伊東から熱海に向かう道で大きな立ち往生が発生し、400人ほどが地元の小学校に避難したと聞き、無理しなくて良かったと感じた次第です。
焦らず、体力消耗のない、確実なリカバリー手段で
情報は収集し、伊東線が20時過ぎに復旧はしてきたことがわかりました。もしかすると終電で帰ることが出来たかもしれないのですが、新幹線も、在来線も大幅なダイアの乱れがおきていて、伊東線は夜は運転間隔が普段でも空いているので、帰ってからくたくたになったり、帰れない危険性もはらんでいることから、当日は泊まって翌日の始発で戻ることにしました。結果、翌朝の始発はちゃんと運行されて、予定通り始業に間に合うように出社出来ました。しかも、早めに寝て体力も消耗していないし、当日はきちんと予定の仕事こなせました
自然の脅威には立ち向かわない、うまく付き合うことが出来た
いままで、若い頃の登山・ダイビング・小型ボートに乗る機会などの経験から、トラブル対処や自然の脅威と素晴らしさを学んできましたから、厳しい環境の時は「さっさと諦めて」自然には立ち向かわず身を守る事を最優先に行動できたこと。事態は全体像を冷静に把握して対策を立てることは、ダイビングを含め海で活動する基本を生かすことが出来た事とが大きかったと思います。
※緊急時に目の前の状況しか見えなくなることを「視野狭窄」と言います
本来、見えるはずの周辺のこともパニックになると見えなくなります
一歩下がって全体を見る。もう一歩下がって解決、終結までの道筋 を検討することが大切です
